デザインに心躍る日々

フリーディアマンションの外観やエントランスに生きたデザインを施す建築デザイナー
「リアルクリエイション」の中島氏が「人の笑顔を生み出すひらめき」をテーマに日々を綴ります。

二次元と三次元

2011年06月13日

ずいぶんと梅雨らしくなってきました。

こんにちは。リアルクリエイションの小島です。

さて、タイトルの二次元と三次元ですが、平面図はその名の通り平面です。

二次元と言われるものですね。

展開図と言われるものは、壁方向を見たもので、これも二次元です。

他に天井伏せ図と言われるものもあります。これは天井方向を見た図面です。

これらを一度に表現したものが、模型やパース(透視図)と言われるもので三次元と言われるものです。

パースはイメージ画やスケッチと思っていただいて結構です。

ところで仮に、こういった平面図があるとしましょう。

上部左の扉表記から部屋に入り、右下の丸い壁の扉から出る。

といった平面レイアウトです。

途中、柱が並ぶ中を進むといった感じです。

このクライアントからの依頼が、Rを使った面白い空間でした。

この平面図を見せたときは、結構お叱りをうけたものです。

ちっとも面白くない・・・と。依頼と違うじゃないかと。

いえいえ、そんなことはありませんと、

そのあとすぐCGパースをお見せしたので、事なきを得ました。

CGを見れば、クライアントもなるほど!そうきたか!となり、

納得していただいたので、良かったのですが、

正直言って、冷や汗ものでした(笑)

私はクライアントの要望通り、面白い空間をイメージし、プランをしました。

しかし、二次元ではとても表現できるものではありません。

私のイメージしていたものはこういった空間です。


柱がアーチ状になっているものをイメージしていたんです。

トンネルのような空間ですね。

これならクライアントの要望は満たしていると思います。

平面上でまったくRと気づかないものが、立体になるとRが良くわかるのに対し、

平面上でRとすぐ分かる壁は、立体になると、そこまでRに気づかない事は多々あります。

ちなみに完成はこちらです。

写真になると、暗くなりますが、実際はもっと明るい空間です。

一番奥の壁は平面上ではRになっていますが、気づきにくいですね。

このように、一概に平面図だけで、プランを固めてしまわないことをオススメします。

他に意図が隠れているかもしれません。

模型やCG、スケッチなど多様な方法で検証していく事が必要です。

地味な作業の果てに、良いものというものは転がっているのではないでしょうか。

REACTION(この記事に対するリアクション)

COLUMNS(専門家によるお役立ちコラム)

福岡の住まいってDOGENNE?

デザインに心躍る日々

ふくおかランチスタイル by福岡の街?

お電話でのお問合せはフリーディアマンションギャラリー(フリーダイヤル)0120-838-030

  • このエントリーをはてなブックマークに追加